インドのスタートアップの間では、日本の大企業の評判が芳しくない。コンサルタントの繁田奈歩氏は「日本企業は、情報への『ただ乗り』をしがちで、それが嫌われている」という――。

※本稿は、繁田奈歩『ネクストシリコンバレー』(日経BP)の一部を再編集したものです。

テル・アビブの塔と空中イスラエルの空行
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日本企業のインド展開は、さかのぼると100年ほど前の商社となるだろうか。80年代にはスズキやホンダが進出したが、その後は緩やかな進出状況だった。