首相秘書が「咥えタバコで立ション」し警察官に連行

評論家の武田砂鉄は安倍政権のやり方を「議題を提示する→メディアの反対を受ける→クリアする→忘れてもらう」の反復だと規定しているが、私は、「問題が起こる→野党やメディアから追及される→ウソをつく→バレそうになると海外へ逃亡するか解散する」のが安倍方程式だと考えている。

現在、中国で発生した新型コロナウイルスは、政府のはなはだしい対応のまずさもあって、日本でも感染者は増え続けている。

このウイルスと同程度かそれ以上の感染力を持っているのが、「アベノウイルス」である。魚は頭から腐るといわれるが、安倍の周囲にはこれの感染者が多発している。このウイルスにかかった時の症状は、平気でウソをつく、事実をじ曲げる、証拠は隠滅してしまう、質問には答えないという特徴を持つ。

一昨年には、財務省事務次官が女性記者へのセクハラで辞任したが、最近はそれどころではない。

週刊文春(2/20号)が、毎日新聞出身で、安倍の秘書をしている西山猛が、官邸近くの路上で立ションベンをして、麹町署員に連行されたと報じた。路上喫煙を禁じられているのに、くわえタバコだったという。

私もオシッコが近いので、ノコギリヤシと頻尿のクスリを欠かさず飲んでいるが、いくら我慢できなくても、首相官邸近くで立ションはしない。立派な軽犯罪法違反で、1日以上30日未満の拘留か1000円以上1万円未満の罰金が課せられる。

補佐官と厚労省官僚の「出張不倫」も処分していない

その前には、やはり週刊文春が、安倍の信任が厚い和泉洋人補佐官(66)が、大坪寛子厚労省大臣官房審議官(52)と「老いらく不倫」していると報じた。

京大のiPS細胞研究所の山中伸弥所長を2人で訪ねた後、貴船神社(京都市)などで仲良く手をつないでデートしていたというものだった。

続けて文春は、18年9月16日から18日にかけて和泉がインドへ出張した際の疑惑を報じた。大坪を同行させ、しかも和泉は行く前に、ホテルの大坪の部屋を、自分の部屋と自由に行き来できるコネクティングルームにしてくれと、現地の大使館に頼んでいたというのである。

首相でもないのに、主治医を同行させるなど言語道断だし、大坪は「主治医」などではない。文春が過去4年間の大坪の海外出張記録を見ると、18年に4回あるが、そのいずれにも和泉が同行していたのである。もはや公私混同などというレベルではない。税金の不正使用である。

だが、この原稿を書いている時点では、身内に甘い安倍官邸は、2人の処分を発表していない。

これほど悪性のウイルスをばらまく安倍政権が、なぜ、歴代最長の首相在任記録を塗り替えることが出来たのか? 答えは、メディアをアメとムチで飼い慣らしたからである。