今月中に2人についての最終結論が出る

特に、眞子さんは、家庭内で孤立し、公務で外に出れば、世間の好奇の目に晒されてきた。

頼りたい圭はニューヨークにいて、電話かSNSでしか思いを伝えられない。

眞子さんは意志の強い女性である。こうした女性と結婚する男は、よほどの覚悟がないと、妻の尻の下に敷かれたまま人生を終わる。

だが、小室圭も並みの人間ではない。眞子さんと結婚するためには「経済的裏付け」がなくてはならないと考え、単身、ニューヨークへ飛び、ロースクールで学び、国際弁護士資格を取得しようと懸命に学んでいる。

後がない状態に自分を追い込み、何が何でも弁護士資格を取って、眞子さんを嫁に迎えるために帰国したい。そのひたむきな一途さは、賞賛されても、非難されることではないはずだ。

昨年の11月30日、秋篠宮が誕生日会見で、納采の儀を延期してから2年目の来年2月ぐらいには、「2人から何らかの発表があるのではないか」と発言した。

2月には最終結論が出る。週刊誌を含めたメディアは挙って秋篠宮関係者や宮内庁関係者を取材し、さまざまに推測している。各誌のタイトルを見ていこう。

新潮は「天皇誕生日を過ぎて発表に踏み切る」

女性セブン(2/13号)は「眞子さま『秋篠宮さまを完全スルー』」、女性自身(2/11号)「眞子さま結婚『もう止められない……』美智子さま秋篠宮家への嘆き肉声」、週刊女性(2/11号)「眞子さま無期延期発表で“事実上の破談”へ」、新潮(2/6号)「『天皇誕生日』後に迎える『眞子さま』運命の刻」

新潮から見てみよう。秋篠宮家の事情を知る関係者が、「皇嗣職をはじめ職員は、この件でまだ何も動き始めておらず、2月初旬には間に合いそうもない。やはり陛下のお誕生日を過ぎてから、時機を見て発表に踏み切るのだと思います」と語っている。

天皇誕生日は2月23日。その後に発表するというのだが、「小室さんが依然留学中で、秋篠宮家としてコンタクトできていない状態では、(中略)今回はひとまずやり過ごし、時が経つのを待つしかないのではないでしょうか」(同)と、再延長になると推測している。だが、その後どうなるのかには言及していない。

女性自身は「美智子上皇后が『見守るしかないでしょう』と洩らした」

再延長なら事実上の「破談」だと見るのは週刊女性。女性セブンのタイトルはわかりにくいが、要は、秋篠宮夫妻と眞子さんはほとんど言葉を交わしていないので、秋篠宮の「何らかの発表をすべき」だという発言は、眞子さんにとっては寝耳に水だった。

そのため彼女は両親により反発を強めているというのだ。仮に秋篠宮夫妻が破談にすべきだと主張したとしても、彼女がそれに従うとは思えない。

英国王室から離脱するヘンリー王子とメーガン妃夫妻のように、眞子さんを皇籍離脱へと追い込んでしまうことになるかもしれない。