文春が「政治資金で『不倫ホテル代』」と報道

これまでも女性の噂がなかったわけではない。2015年4月にはフライデーが、メイクアップアーティストとの交際を報じた。その彼女の知人によると、

「彫の深い顔立ちで華やかな雰囲気のクォーター美女です。(中略)進次郎さんとは何回か関係を持っただけで、深い付き合いにはならなかったみたい」(新潮1/23号より)

続いて、週刊文春が同じ年の8月、元復興庁の女性職員と「ホテルで密会」していたと報じた。

文春はそれ以外にも、合コンで知り合った女子アナたちとも付きあい、その中には、進次郎と結婚したいと真剣に考えた女性もいたと報じている。

そして彼の評価を決定的にしたのは週刊文春(1/2・9号)が報じた「進次郎、政治資金で『不倫ホテル代』、幽霊企業に“ポスター代”4千万円の怪」というスクープだった。

文春は、独身時代の進次郎は、女性と泊まったホテル代まで政治資金で払っていたと報じたのだ。これが事実なら政治家失格である。

文春が進次郎の政治資金収支報告書を精査すると、2010年からの9年間で、都内でのホテル代として約180万円を計上していたという。

その中には、文春(2015年8/13・20日号)が詳しく報じた、元復興庁職員の女性と密会した「東京プリンスホテル」の宿泊代(約69万円)も入っていた。しかも同じ時期に、女性実業家で亭主も子供もいるA子とも“不倫”していて、彼女との逢瀬のホテル代も同じように政治資金で払っていたというのである。

激怒した交際相手の夫がリークしていた

動かぬ証拠を握ったと文春は書く。一枚の領収書(特集の中に写真がある)にこうある。

「泉進会様 ¥105842 2015.6/27~6/28 宿泊代 7/30振込確認済」

支出先は軽井沢プリンスホテル。文春によれば、この日の夕方、進次郎は軽井沢で「G1新世代リーダー・サミット」に出席している。ここには件のA子も参加していた。

A子が先に出てホテルの自室へ向かい、午後10時半頃に進次郎も同じホテルの別棟(一泊10万円)に向かった。しばらくしてA子が自分の部屋から出て彼の部屋に入り、彼女が出てきたのは午前2時を回った頃だったという。

文春はA子を直撃したが、「お話しできません」というばかり。だが文春は、進次郎がA子に宛てたメッセージを入手していた。そこには「ナイトセッション終わったらプリンスに戻るけど、A子は?」、さらに2人は1週間前から「来週が楽しみだね」「待ちきれない~!」と送り合っていたというのだ。

このやりとりを見たのは、文春ではA子の友人となっている。だが、新潮(1/23号)は、このことを文春に流したのはA子の夫だったと報じている。