自分で「値段」をつける体験が成長につながる

なぜ、こんな話をしているのかというと、僕は自分で描いた作品、版画やカレンダーなどを販売する体験をしているからだ。初めは、作品に値段をつけることに抵抗があった。それはやはり自分に自信がなかったからだ。自己価値の低さとも向き合った。それでも自分の枠を超えたいと思い、ドキドキしながら値段をつけた。そうしたら、友人が買ってくれた。ものすごく、うれしかった。

勝屋久『人生の目的の見つけ方 自分と真剣に向き合って学んだ「倖せの法則」』(KADOKAWA)

買ってくれたこともそうだが、何より、自分の枠を超えられたことが、自分の自信につながったのだ。そして、お金をいただくことの恩恵も大きい。今後の作品づくりにも勇気が湧き、より高価な画材でいろいろ試しながら作品の研究や勉強につなげられるし、それが妥協のない作品づくりへとつながっている。

自分が提供するサービスに値段をつけることで、自分の観念や感情を捉えたりできるし、自分の成長にもつながる。さまざまな歓びも体験できる。買っていただけるお客様と一人でも巡り合えたら、お金のやり取りの体験ができる。いろいろ実験すると自分の人生を生きる一部としての活動にも結びつくかもしれないし、将来それで十分暮らせる収入になる可能性もある。

今の時代は、今後どうなるのかが特にわからない。やりたいことがある人は、チャレンジしてみると面白いと思う。

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