ビジネスとは結局、人が営むものである 

<strong>遠藤 功●</strong>早稲田大学卒、米国ボストンカレッジ経営学修士。三菱電機などを経て現職。早稲田大学大学院教授兼任。著書に現場力3部作。
遠藤 功●早稲田大学卒、米国ボストンカレッジ経営学修士。三菱電機などを経て現職。早稲田大学大学院教授兼任。著書に現場力3部作。

経営者にとって最大の仕事は骨太の意思決定をすることである。混迷の時代といわれる昨今だからこそ、いかなる局面でもブレない「合理的な意思決定」をすることが大切なのだ。そのために、経営者に求められる大切な能力は人としての「胆力」、つまり腹が座っているかどうかである。優れた本は経営に携わるものに不可欠なこの2つを強くしてくれる。

そんな意味で、経営の合理性と理論的裏づけを学べる7冊と、ビジネスは結局のところ人が営んでいるものであることを再確認させてくれ、胆力を鍛えてくれる8冊を選んだ。