若者とオッサンが「打ち合わせ用の飲みもの」を選んだら

そんな「お金を払ってまでペットボトルの水を飲もうとは思わない」私と、イマドキの若者たちの感覚がどのくらい違うものなのか。がぜん興味が湧いてきたので、ちょっとした実験をおこなうことにした。3人の若者と私が「参加者6人の打ち合わせで、飲みもの担当になったら」という設定で、実際に飲料を買ってみたのだ。

その結果を見てみよう。

20代女性→お~いお茶×2、健康ミネラルむぎ茶、烏龍茶、南アルプスの天然水、クラフト ボス ブラック

【購入理由】
・お~いお茶:全世代から愛される“緑茶界のアイドル”。現場でお弁当がでるとき、必ずと言っていいほどコレが添えられている印象があります。お~いお茶を「嫌い」という人はいないと思い、2本選びました。
・健康ミネラルむぎ茶:30~40代の男性が好みそうなイメージがあるから。
・烏龍茶:20~30代女子は烏龍茶が好き、というイメージを持っています。
・南アルプスの天然水:なんだかんだで、水はもっとも無難です。「打ち合わせには必ずひとり、水を好む人がいる」説が自分にはあるんですよね。
・クラフト ボス ブラック:念のためのコーヒーも1本。お茶と水だけでは、物足りないと感じる人がいそうだなと思ったので。

20代男性その1→伊右衛門、お~いお茶、セブンズボス ブラック、生茶、午後の紅茶 おいしい無糖、ジョージア ジャパン クラフトマン カフェラテ、クラフトボス ティー ノンシュガー、レモンウォーター(註:彼は「8人分」と勘違いしていた)

【購入理由】
・まず前提として、緑茶が基本だろうと。ただ、人により好みがあるだろうから、すべて違うブランドにしました。
・緑茶だけではさびしいし、選択肢も少ないから、紅茶2種とコーヒー2種、甘い飲料を1つ加えて、いろいろ選べるように。
・コーヒーは加糖と無糖を選んでいます。
・紅茶もブランドが違う2本をチョイス。でも、加糖の紅茶は甘すぎる印象があるので、どちらも無糖です。
・甘い飲料は正直、なんでもよかったのですが、夏なのでレモンウォーターにしました。