来るべき衆議院議員選挙に向けて、できる限り早く、野党陣営は候補者を1人に絞らなければならない。というのも、選挙直前に候補者を1人に絞っても遅い。それでは候補者が地元での政治活動が十分にできないからだ。
各野党は、次の衆議院議員選挙に向けて、各選挙区において候補者を一本化し、その候補者に地元活動をできる限り早く徹底的にやらせるべきだ。
このように野党が強い野党になれるかどうかの、しょっぱなの試金石となるのが候補者の一本化であるが、枝野さんは「私の責任で行う」を繰り返す。
申し訳ないが、枝野さんの責任による候補者一本化では、数千万人の有権者の気持ちを引きつけることはできないだろう。
ここは有権者自身に野党陣営の候補者一本化を委ねるべきだ。
それが野党間の予備選挙だ。
枝野さんは、「それは制度上できない」と言っているが、このような官僚的な答えをする政治家、政党に、日本の制度大改革などできるだろうか?
官僚は、なにかあれば、法律上できません、制度上できません、と答えてくる。既に存在する法律や制度をしっかりと守るのが官僚の仕事だから、それは仕方がない。
だからこそ、その法律や制度を変えていくのが政治家の仕事なんだ。政治家は「制度上できない」という言い訳をしてはならない。制度を変えればいいだけなんだから。