どんな人物も最初は無名だ。日本テレビの報道キャスター・小西美穂氏は、16年前、デビッド・ベッカム選手をいち早く日本に紹介した経験がある。いまでは世界的セレブだが、当時は日本ではほとんど知られていない数多のサッカー選手に過ぎなかった。なぜ彼女の売り込みに対し、テレビ局側はGOサインを出したのか。その背景には「小さな成果の準備」があった――。
※本稿は、小西美穂『小西美穂の七転び八起き デコボコ人生が教えてくれた 笑って前を向く歩き方』(日経BP社)第一章の一部を再編集したものです。
“小さな成果”を準備する
読売テレビで記者をしていた小西美穂さんは、32歳のときに特派員としてロンドン赴任を命じられました。「国際報道の第一線に立つ」という願いを叶えるチャンスが巡ってこない日々のなかでも、順調にスタートを切れたカギは「準備」にあったそうです。
目をつけたのは、すぐに形になる“小さな成果”です。
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