金属加工業をはじめ、様々な業種の中小企業がひしめく新潟県三条市。ここに拠点を構えるマルナオは、仏壇彫刻師だった初代が創業し、大工道具を扱っていた。現在は一膳1万円超の箸など、高級小物木製品を製造・販売する。同社の事業展開を、中小企業経営理論が専門で、三条市に足しげく通う明治大学・森下正教授が分析する――。
技術という“芯”、各代で新事業に挑戦
福田隆宏現社長は創業者から数えて3代目ですが、同社の最大の特徴は、各代ごとに新しい事業分野にチャレンジしてきたことであり、かつ、そうでありながら、会社の歩みに一本の明確な芯が通っていることです。
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