これまで自己負担分は約9万円だったが……
2017年10月1日現在、日本の総人口は1億2671万人。そのうち65歳以上の高齢者は3515万人で、高齢化率は過去最高の27.7%を記録した。急速に進む高齢化社会に対応するため、ここ数年、矢継ぎ早に打ち出されているのが医療・介護分野の制度改革だ。そのひとつが70歳以上の人の「高額療養費」で、17年8月~18年8月にかけて段階的に見直される。
高額療養費は、患者が負担する医療費の自己負担額に一定の上限を設けることで、医療費が家計の大きな負担にならないように配慮した制度だ。たとえば70歳未満で一般的な所得の人なら、医療費が100万円かかっても、高額療養費を申請すると自己負担分は約9万円になる。
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