いつ燃え上がるかわからない、一般人の炎上事件簿!
▼2011年8月:フォロー数少なくて油断?
製薬会社の社員がフォロワー30人のツイッターで、「同僚が飲み会で睡眠薬を他人の酒に入れている」と告白。プロフィールの「26歳女子。某製薬会社の医薬情報担当者」から本人がすぐ特定され、会社が謝罪する事態に。
▼2014年11月:不謹慎すぎて問題に
外食チェーンのアルバイト店員が書いた、「中国人女性店員に『お前の背脂でラーメン作るぞ!』と言ったら遅刻しなくなった」という内容の黒板の画像が、SNSによって拡散。店舗のみならず、本部にも苦情が殺到した。
▼2015年2月:税務情報がダダ漏れ
資産税課に勤務する市の職員が、固定資産税の申告書を処理中、机上の菓子を撮影し、「お腹がぐるぐるなってますわ」と投稿。その画像に書類が写り込んでしまい、税務情報が漏洩。市は謝罪した。
▼2015年6月:娘が個人情報を垂れ流し
銀行員の親から聞いた芸能人の個人情報を、娘が「××さんの免許証顔写真のコピーをとってきた笑」「落ち着きのない様子だった」など、実名でツイート。炎上後、銀行の情報管理体制が問題視され、株主総会でも対応を問われた。
▼2015年11月:他人を罵倒し、退職
地方紙の報道部長が、匿名で「はよ、弁護士の仕事やめろ。プロのハゲとして生きろ」「おまえの赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」など、他人を侮辱するツイートを連発。素性が特定されて、半年後、同社を退職した。
▼2017年3月:反発を呼ぶ上から目線
IT企業の社長が「採用面接では自分のツイッターを読んでいるか聞く。読んでいない人材は非常識だから不採用」という趣旨のツイートを投稿。その考えこそ非常識だと受け止められ、批判が集まった。
清水陽平
弁護士
法律事務所アルシエン共同代表パートナー。2007年弁護士登録。10年11月法律事務所アルシエンを開設。インターネット上で行われる誹謗中傷の削除、投稿者の特定といった案件の取り扱い多数。
(写真=iStock.com)
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