さらに、安河内氏のイチオシは漫画だ。手塚治の『Phoenix』(火の鳥)のほか、『Fist of the North Star』(北斗の拳)など、あらゆる漫画が英訳されており、アマゾンなどで簡単に入手できる。「たとえば、『お前はもう死んでいる』は『You are already dead』と、形容詞を使うことがわかる。絵があると頭に入りやすく、続けられます」(安河内氏)。
株に興味があるなら、「ブラウザのホームをYahoo! Financeのアメリカ版にする」(安河内氏)のはどうだろうか。パソコンを立ち上げると英語が強制的に目に入るようにし、毎朝おもしろいと思った記事を1つでも読むようにする。「英語を読む習慣付けになるし、何よりかっこいいですよね(笑)」と安河内さん。
紹介した書籍
●『レバレッジ英語勉強法』 本田直之・著 朝日新聞出版
●『ゼロからスタート英文法』 安河内哲也・著 Jリサーチ出版
●『オバマ演説集』 CNN English Express・編 朝日出版社
●『Romeo & Juliet』 スクリーンプレイ出版
●『Eraser』 Robert Tine・著 Signet Books
●『Dead Poets Society』 N.H.Kleinbaum・著 Bantam Books
●『The New York City Cab Driver's Joke Book』 Jim Pietsch・著 Warner Books
●『Laughter』 Reader's Digestほか・著 Putnam pab Group
●『City Hunter』 北条 司・著 Gustoon Entertainment
●『Phoenix』 手塚 治・著 Viz Communications
●『Botchan』 夏目漱石・著 講談社英語文庫
●『Totto-Chan』 黒柳徹子・著 講談社英語文庫