どれだけ論理的に物事を考えられる人でも、「話し方」に問題があればチャンスを逃してしまう。「プレジデント」(2017年12月18日号)では、6つの場面別に「相手が気持ちよくなる言い方」を紹介しています。第5回のテーマは「後ろ向きな会議」です――。

「ずばり!」と心の中で呟こう

アイデアが出ない、結論が出ないという「後ろ向きな会議」。前向きな場にするには、参加者の発言方法とファシリテーター(進行役)の仕切りを変える必要があります。

まず、会議の参加者に身につけてほしいのが「思考フレーム」です。思考フレームとは決まった型に当てはめて話すこと。これを使って参加者が発言すれば、論点がバラつくことなく、テンポのいい会議が実現します。