職場が明るくなければ生産性は上がらない

「長年にわたって小集団活動のQC(品質管理)の指導に当たってきましたが、こうしたことで改めてチームワークの大切さを体感できるとは思いもしませんでした」と語るのは、日立オートモティブシステムズでリチーミング導入の窓口となった業務管理本部シニアコーディネーターの有賀久夫さんだ。

リチーミングの研修では最初に「フラフープワーク」があり、人差し指の横側でフラフープを持ち上げ、目的の場所まで運ぶ。それも「1、2の3」などの掛け声を一切交わさず、最初は3人で挑戦する。すると、意外と難しいことがわかる。そして徐々に人を増やしていくことで、目標達成にはチームワークが重要なことを実感するわけだ。