筏下りを終えるサインを見逃すな

30代後半が筏下りから山登りへの転換点となる。そのときに必ずサインがある。仕事で手が抜けるようになるのだ。それまでは100%、ときには120%の力を発揮することで、ようやく期待される成果が出せた仕事でも、70%くらいの力でできてしまう。

現実の川もそうであるように、キャリアの川も下流になるに従って流れが緩やかになる。仕事で手が抜けるということは、流れが緩やかになってきた証拠であり、それこそ筏下りを止めるサインなのだ。そのまま続けていると、さらに手が抜けるようになり、50%くらいの力でこなせるようになる。