何が「すごい!」と思ったかを言葉に表す
ビジネスの場においては、目上の人の行為や制作物に対し、心から「すごい!」と感銘を受けることがたくさんあります。ましてや社会人デビューしたての新卒入社の人にとっては、すべてが「すごい!」と感じることでしょう。
そんなときには、ひとまず「すごいです!」と口にしてしまっても構いません。下手なお世辞を言われるよりも、あなたの「すごいです!」のほうがまっすぐ相手の心に刺さるはずです。
そのうえで、たとえば上司のプレゼンテーションが「すごい」と感じたのなら、
「思わず見入ってしまうプレゼンでした」
「まばたきを忘れるほどでした」
「どうしたらあんなプレゼンができるようになるのですか?」
などと、何がすごいと思ったかを具体的に表現し、心からの関心を示せばよいのです。
相手を評価するのではなく、敬意をもって関心を示す。これが、目上の人と接するコツです。
大嶋利佳
研修講師、ビジネス書作家。ビジネスコミュニケーション全般に関する研修および書籍、雑誌記事、教材テキストの執筆監修を手がける。著者は『なぜあの女(ひと)の話し方は強くて美しいのか』など多数。近著に『闘う敬語』がある。
朝倉真弓
フリーライター、ストーリーライター。実用書やビジネス書の分野では企画やブックライティングを数多く務め、ストーリー仕立ての書籍を得意とする。自著は『女子の幸福論』『いままでで一番やさしい相続の本』など多数。近著に『闘う敬語』がある。
研修講師、ビジネス書作家。ビジネスコミュニケーション全般に関する研修および書籍、雑誌記事、教材テキストの執筆監修を手がける。著者は『なぜあの女(ひと)の話し方は強くて美しいのか』など多数。近著に『闘う敬語』がある。
フリーライター、ストーリーライター。実用書やビジネス書の分野では企画やブックライティングを数多く務め、ストーリー仕立ての書籍を得意とする。自著は『女子の幸福論』『いままでで一番やさしい相続の本』など多数。近著に『闘う敬語』がある。