年が上がるにつれて周囲から期待される立ち居振る舞いは変わっていく。サラリーマン経験がある識者に、年代別の「理想の振る舞い方」を聞いた。

「30代の振る舞い方」
●教えてくれる人:作家 幸田真音さん

いまから振り返ると、30代って、私自身が一番キラキラ輝いていた時代だった気がします。20代の頃はまだ実力がなく、「何でこんなにダメなんだろう」と自己嫌悪に陥ってばかりでしたが、30代になると少しずつ経験や実績を積み、周囲も自分を認めてくれ、仕事も任されるようになります。特に30代半ばから後半は体力、知力、気力のバランスが取れて、一番充実している時期だと思うんです。