2. スケジュールは2年手帳に

アポの日程などの具体的な情報は手帳で別に管理している。未来のことは手帳に書き込み、終わった予定をノートに記録するイメージだ。

博文館新社の2年手帳(こげ茶)を愛用。長期の使用に耐えられる。

ノートと手帳を併用するのは、手帳は記録に向いていないからだ。たとえばA氏とアポがあったのに、相手がドタキャンしたとする。10年後、A氏とのアポがキャンセルになったという情報を使う可能性があるので、どこかに記録は必要だ。しかし、記録を手帳に書き込んでいたら、膨大な情報の中に予定情報が埋もれてしまう。そこで手帳は未来の予定、ノートはそれ以外の記録すべてと使い分けている。

私が使っているのは、博文館新社の2年手帳だ。1年手帳は翌年の3月くらいまでしか予定を書く欄がないため、年の後半に入ると1年先の予定を書き込めなくなる。一方、2年手帳を1年交代で使えば、年末になっても翌年末の予定を書き込める。

中長期の夢や目標を手帳に書く人もいるそうだが、それはどうだろうか。夢や目標は、基本的に自分の頭の中に刻み込まれているはずだ。手帳は頭で覚えていられないものを補完的に記録するためのツールであり、頭の中に明確に存在しているものをあえて手帳に書く意味はない。そもそも書かなければ達成できない夢や目標は、おそらくどこかに無理やウソがある。設定から見直したほうがいいのではないだろうか。