未婚男性は「立ち派」、既婚男性は「座り派」

SUUMOの調査でも立ち派と座り派は43%:55%と拮抗。座り派が若干上回っている。さらに興味深いのは、未婚の場合6:4で立ち派が多いのに対し、結婚すると4:6に逆転し、座り派が多勢になっていることだ。

座り派の理由は、どちらの調査も、

「便器の汚れを気にして/掃除が大変」
「座ったほうが落ち着けるから/そのスタイルが楽だから」
「家族から指摘されて」

の順に多い。トイレ掃除をするのは妻が圧倒的に多いというデータもあり、この結果になるのは当然といえよう。

筆者の周りの既婚女性(全員子持ち)に聞くと、やはり夫や息子には「座り」を要請している家庭が多かった。

●夫が座り派・Aさん(40歳・結婚5年目・IT系勤務)

「結婚当初に座ってするように指示しました。素直に従っているようで、おかげでトイレ掃除も楽です」

夫が座り派・Bさん(36歳・結婚3年目・デザイン系)

「夫は衛生観念が著しく低い人間なので、ライオンの飛び跳ねデータをもとに座ってするよう説得。しぶしぶ承諾してくれましたが、便座の裏はなぜか今でも汚れています」

夫が座り派・Cさん(34歳・結婚5年目・主婦)

「幸運にも、夫は独身時代から座ってしているようです。汚れるのが嫌だから、と。ちなみに夫は独身時代からお掃除グッズを何種類も買い込むほどのきれい好きで、トイレ掃除も時々してくれています」

夫が立ち派・Dさん(36歳・主婦)

「夫も5歳の息子も立ち派。トイレ掃除が大変なので座ってするよう幾度なくお願いしたのに聞き入れてもらえず……。毎回イライラしながら掃除しています」