上司のホンネが気になるとき、飲みニケーションの機会があればいいのだが、上司がもともと群れるのを嫌い、「仕事の話は仕事の場で」という実直な人だと、部下を連れて飲み歩くようなこともよしとしない。

「ストレートに『飲みにいきませんか?』と誘っても、『いや、今日は忙しくて』などと断られるのがオチ。そこで、上司の好きなものを調べ、たとえばホタルイカが好きだとすれば、『田中部長、ホタルイカのうまい店を見つけたんです! 行きませんか?』と誘えば、目的は『飲みにいく』ではなく『好きなものを食べにいく』となり、『YES』の返事をもらいやすくなります」(『伝え方が9割』を上梓したコピーライターの佐々木圭一氏)

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