いつの何の話か、何を求めているか
タイトルの工夫は、2つのステップで考えます。まず日付などを入れて案件を絞り込み、次に目的や相手に期待する行動を明示します。「○月○日メール術セミナーのご案内」といった要領です。
目的や期待する行動をカッコでくくり、「【お誘い】△月△日の懇親会について」などと、タイトルの冒頭に置くのもいいでしょう。【要返答】【○月○日締切厳守】などは、社内メールでは問題ありませんが、社外宛てにはより柔らかい言い回しを選びます。
メールの書き方研修などでいつも気になるのは、ほとんどの方が準備なしに、いきなり本文を書き始めることです。用件をあらかじめメモなどで整理せず、記憶に頼って書くことが習慣になっている。その結果、用件もれや添付ファイル付け忘れが発生し、お詫びメールを送るはめになります(ダメメール2)。
最後にもう一度見直すつもりなのでしょうが、厄介なのは、本文をとりあえず書き終えたときの満足感です。つい見直しを忘れて、送信ボタンを押してしまうんですね。