<3日目以降:基本動詞で英作文をする>
手元にある市販の参考書は、文法ごとに目次が立てられています。3日目以降は、「基本動詞10語」を使って、参考書の目次にある文法ごとに、英文をつくります。この英作文をすることで、日常で使える英語がしっかり身につきます。
たとえば「三単現のs」という文法を「run」で英作文するなら、「He runs a publishing company.(彼は出版社を経営しています)」とつくってみる。また、「未来形」という文法を「put」でつくるなら、「I'll put your wallet in your bag.(カバンに財布を入れておくね)」とつくる。
この作業をする際に必須なのは、10語の基本イメージをマスターしておくこと。そのうえで、英和辞典や英英辞典を参考にしながら、基本動詞10語を使ったさまざまな動詞表現を使い、英作文をつくります。
基本動詞10語を使って紙に書いた英作文は、実際に発音してみましょう。7日目には、もう一度、ざっと参考書を読み直してみてください。基本動詞10語を使って大量の英文をつくったあとであれば、驚くほどすんなりと文法が頭に入ってくるはずです。
わかりやすい英語学習書著者 石崎秀穂
神戸大学卒業。「究極のわかりやすさ」の理念のもと、英語解説書を中心にさまざまな書籍の執筆を手がける。著書に『基本にカエル英語の本』『もう一度中学英語』、『たった10語で話せる!大人のための中学英語』(共著)など多数。
神戸大学卒業。「究極のわかりやすさ」の理念のもと、英語解説書を中心にさまざまな書籍の執筆を手がける。著書に『基本にカエル英語の本』『もう一度中学英語』、『たった10語で話せる!大人のための中学英語』(共著)など多数。