やめる代わりに「何をするか」決める

▼どうすれば変換できるのか?

では、具体的にどう代替行動を決めればいいのでしょうか? 事例を見ていきましょう。

×飲みに行かない
○飲みに誘われたら、禁酒していると伝える

×スマホを見ない
○大好きな小説シリーズを読む

×テレビを見ない
○テレビのコンセントを毎日抜く

×ダラダラしない
○朝一番に外出する予定を入れておく

×ムダ遣いしない
○財布の中には2000円だけ入れる

×他人に振り回されない
○SNSやLINEを見るのは、電車の移動中だけにする

×食べ過ぎない
○夕食は、自宅に帰る前に外で食べて空腹を落ち着かせる

いかがでしょうか?

「~しない」という決め事と、「~する」という行動の決め事はずいぶんと印象が違うと思いませんか。

何をすれば、その悪い習慣は発動しなくなるのかを考えて、それを習慣目標にすることで悪い習慣をやめることができます。

▼習慣行動を決める質問

最後に、どうすれば「~する」式に行動思考で考えることができるのかを考えましょう。コツは、自分に質問をすることです。そして、行動のホットポイントを掴むことです。

ここでいうホットポイントとは、「おっ、それならできそうだし、効き目がありそうだと腑に落ちるポイント」のことです。