生き馬の目を抜くIT業界を生き抜くためには

IT業界の時間感覚はとてつもなくシビアだ。動きが早い業界柄、斬新なアイデアでも、すぐに実行しないとあっという間に陳腐化して失速、といった事態は日常茶飯事。新規事業企画案を練り、上司が判子をいくつも捺し、準備万端整えた数カ月後にいよいよ企画スタート、では遅い。

かといって、闇雲に新規事業を立ち上げてもリスキーだ。そこで、サイバーエージェント率いるサイバーグループ各社では、さまざまなスクラップアンドビルドを素早く実現させるため、独自の施策や制度を多く実施している。

会議を形骸化させない工夫や、新卒内定者が入社と同時に子会社社長に就任という大胆な決定も、サイバーグループの社風では当たり前。生き馬の目を抜くIT業界で、1998年創業とすでに「老舗」となった同グループが生き残ってきた理由の1つに、必ず「実行」を徹底させてきたことがある。