戦略的なポジショニングを
▼快適な座席位置を確保
人によって気になることが違ってきますので一概にはなんとも言えないのですが、例えば新幹線などであれば、1番前の席はテーブルが広いのでパソコンを広げるのに便利という場合もあります。しかし、1番前の通路側の席だと人の出入りが気になることも。人が通る度にドアは開きますし、人の動きが目に入ってきます。これが気になる場合は、確率から言って車両の中央あたりの席が人の動きが1番少なくなります。
さらに自由席で座れなかった人が通路に立っている場合、座席の背もたれに手を置いていることがあります。電車が揺れると背もたれに掴まったまま揺れますので、結果的に自分が座っている背もたれを頻繁に揺らされることに。これが長時間続くのは座っている側もつらい状況です。
窓側の席の場合、背もたれを動かされるリスクはありません。寝るときも窓側に体重をかけて寄りかかることができるというのはかなり楽な場合もあります。
問題となってくるのはお手洗いなどに立つときです。通路側のほうが自由に気楽に立つことができます。しかし、仮に自分が通路側で頻繁に出入りする人が窓側だったりするとこれもまた煩わしいことが増えてしまうのです。自分が窓側であれば煩わしさは自分次第となります。
よって筆者の場合は、車輌中央あたりの窓側の席がゆっくりするのにはベストではないかと考えています。しかし東海道新幹線では窓側の全席に電源がついていると思いきや、未だにそうではない車両もあります。その場合は1番前か後ろの席に座って確保するしかないので注意が必要となります。