あなたの英語、こう聞こえています!
▼どうぞお先に。
【NG】You go first.【OK】After you.
NG例は「お前が先に行け」と威圧的。もしくは悪がきの男の子が使いそうな言葉。OK例はとても丁寧な表現でビジネスの場にふさわしい。“Please, be my guest.”でもよい。
▼質問してもいいですか?
【NG】Can I question you?【OK】Can I ask you a question?
NG例のような“question +人”は、警察官などが容疑者を尋問する場合に使われ、「あなたを疑っていいですか?」の意になる。
▼それは知らなかった。
【NG】I don't know about that.【OK】】I didn't know about that.
NG例は“That's wrong.”とか“ I disagree with you.”と同じくらいきつい表現。OK例は遠慮のあるソフトな言い方。
▼それは残念ですね。
【NG】That's too bad.【OK】I'm sorry to hear that.
NG例は「それは残念です」の意味で使われるほかに、「仕方がないでしょう」と上から目線で使われることもあるので気をつけたい。
▼提案に満足しています。
【NG】I'm satisfied with your proposal.【OK】I really like your proposal.
NG例だと「まぁいいかなと思います。ギリギリOKです」の意。「満足した」をそのまま直訳するとsatisfiedだが、「ギリギリOK」のニュアンスなので注意。
▼アイデアが思いつかない。
【NG】I have no idea.【OK】I have no ideas.
NG例だと「想像もできないくらいわからない。さっぱりわからない」の意味になってしまう。
▼ああ、なるほど。
【NG】Is that so?【OK】Oh, I see.
NG例は「あ、そう? 違うでしょ?」というような相手をバカにするときにも使われるので、気をつけないと皮肉に聞こえる。