なぜ一流の人は、多忙を極めても余裕があるのか。その違いは、脳と心の使い方にあった。精神科医と心理学のプロが教える。

「ゆっくり、はっきり」と話すよう意識する

小さなことで腹を立てやすい、四六時中イライラしている、忙しさや緊張でパニックに陥る……。そんな器の小ささは、どうしたら改善できるのか。精神科医の西多昌規さんはこう提案する。

「まず、自分の姿を客観視するクセをつけること。周りからどう見られているかを想像すると、冷静になれるものです。それでも収まらないなら、作業や行動を停止してコーヒーを飲みにいくなど小休止を入れるか、深呼吸をするのもいい。興奮を鎮める副交感神経が優位になって気持ちが落ち着きます」