SNSの活用は現代の企業にとってはもはや当たり前のこと。しかし、売らんかなの姿勢が見えると消費者は一気に去ってしまうという。フェイスブックでやってはいけないこととは?

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わずか7年前の2004年にSNS(Social Networking Service)をスタートさせたフェイスブックは現在、世界で7億5000万人もの利用者を獲得するに至っている。発祥地の米国ではすでに、国民の約半数の1億5000万人が利用し、ほぼ不可欠のコミュニケーション・ツールとなっている。

日本では、すでにミクシィやモバゲー、グリーなどのSNSが根付いていたのと、フェイスブックの一つの特徴である「実名制」に抵抗感のある人々が多く、普及度が低いといわれてきた。だが、それでも今日、約440万人の利用者がいる。