ほとんどの人には見えないのに、新しいトレンドを読み、ビジネスに活かしていく人がいる。見えないものの中から本質を.む力――。これこそが「見抜く力」なのだ。それができる人は、やはり、もう一歩踏み込み方が違う。

そのベースになっているのが物事に対する関心や疑問だ。何か「What(現象)」に関心を抱いたら、「Why(本質)」を問う。そこでさらに「本当?」「それから」と一歩踏み込むことで、物事の本質が見えてくる。

たとえば、飲料に占めるお茶のシェアの高まりに関心を持ち、正確な数字がわかったとする。それが「What」に当たる。そして「健康ブームだから増えている?」「国内産の原料で安全だから?」などの「Why 」を仮説検証していく中で、「カロリーが低いから」といった本質がひらめいてくる。