早起きできる人の「共通点」できない人の「根本問題」

3.早起きの骨太の理由をつくる

もし、あなたが1時間早く出社し続ければ残業は何時間減りますか? どれだけ生産性は高まりますか? セルフイメージはどれぐらい高まりますか?

ちなみに早朝出社ができている人は次のような共通点があります。

□仕事の優先順位を考え、計画して仕事を進めているので生産性が高い
□朝一番で重要な仕事を終わらせストレスが少ない
□残業が減り、自分の好きなことに時間を使えている
□満員電車から解放されているので、ゆっくり電車で読書を楽しめる。
□早く帰るので家族や子供とのコミュニケーションに時間を使える
□自己肯定感が高まり、セルフイメージが良くなる

などはかり知れないメリットを享受できます。

自分が得たいメリットを念頭に置き、それに向かって早起きをすることで、辛いときにでも一踏ん張りできるモチベーションの源になります。あなたも早起きに骨太の理由を作ってください。

4. ボトルネックとセンターピンを考える

モチベーションが高まったところで、次に行動を考えていきましょう。早起きのためには、寝る時間を守ることが重要と解説しました。

そのためには、ボトルネック(根本原因)とセンターピン(解決のための有効策)をきちんと掴むことです。

ボトルネックとは、早く寝ることを邪魔する出来事や予定などのパターンのことです。
たとえば、飲み会、残業、ネットサーフィンなどです。

これが分かると、なぜ夜更かしのリズムになるのか、将棋倒しの原因がわかり、挫折パターンから抜け出せるヒントが見つかります。

次に、センターピンとは、早く寝るために、守るべき時間やルールなどの有効策です。

例えば、退社時間を19時にする、8時に出社する、20時以降はスマホを見ないなどの対策です。これはボトルネックを解消する解決策になります。

このセンターピンは、たった1つの施策に絞ることをお勧めします。

結果、あれこれ取り組まないで済み、シンプルに努力を集中できます。

まとめると、全ての起点は寝る時間と起きる時間を決めることから始めます。

充分な睡眠時間を想定して始めてください。その上で、それを実現させるためには何がボトルネックか、センターピンとなる対策は何かを考えてみましょう。