トラブル報告、価格交渉、歓送迎会のスピーチ……。オフィスや取引先、接待の場で成功するための話し方を達人に聞いた。

Case2.少ない時間でアピールする
忙しくて5分しか時間がないと言われても、焦りは無用。最優先すべきは、次回のアポ取りだ。

成功例を2つ、各30秒以内で用意せよ

プレゼン話し方研究所社長 吉野真由美さんの褒め殺し話法(http://president.jp/articles/-/13812)は3段階で構成されている。ステップ1で褒め上げて、ステップ2で成功事例を提示する。そして、最後のステップ3で本題の商品説明に入るという流れだ。このうちステップ2の成功事例のアピールにはコツがあって、成功事例1つについて30秒以内、それを2つにとどめることがポイントだという。