ブロッコリー種子で世界シェア6割!:【種】サカタのタネ
創業当時から苗木の輸出で海外事業を積極的に展開。現在ではブロッコリーの種子で欧米を中心に世界の約6割のシェアを持つ。現地の農家の悩みに耳を傾け、それまでのブロッコリーに比べ収量が多くて食味がよく、安定した生育が可能な品種に改良。ブロッコリーがこれほどまでにメジャーな野菜となったのは、同社の存在が大きい。
160カ国で走る世界一有名な乗り物:【スーパーカブシリーズ】本田技研
1959年に米国に輸出を開始。以来、低燃費、運転のしやすさ、壊れにくく修理しやすい仕様で世界中に広がり、二輪車ではもちろん、エンジン付きの乗り物としても、世界で生産台数No.1の存在である。特にタイ、ベトナムなど東南アジアで絶大なる支持を得る。「需要のあるところで生産する」という基本理念に基づき、世界15カ国で現地生産。累計生産台数は8550万台にものぼる。
ヤクルトレディ海外で4万人超!:【ヤクルト】ヤクルト
1日平均販売本数は国内で約890万本、海外で約2340万本。“生きた微生物を飲んで健康に役立てる”というヤクルトの商品コンセプトを確実に伝えるために、海外でもヤクルトレディを通じた地道な啓発活動を重ねてきた。アメリカ、アジア、メキシコなど、海外におけるヤクルトレディの数は現在4万人超え。日本より多い。
(早川智哉=撮影)