経験を活かすなら「スキル系副業」
副収入を得ようと、会社勤めの本業以外で稼ぐ「副業」あるいは「ダブルワーク」に興味を持つ人や実践する人が増えています。
副業は大きく3つのタイプに分類できます。1つがコンビニでのアルバイトのように労働力を売ってお金を稼ぐ「カラダ系副業」。2つ目が、翻訳や講演講師のように技能や経験を売ってお金を稼ぐ「スキル系副業」。3つ目が、インターネットの仕組みを利用してお金を稼ぐ「ネット系副業」です。
「カラダ系副業」は手っ取り早く、かつ確実に副収入が得られます。コンビニの店員や工場作業員など求人は豊富ですが、仕事によっては同僚らに目撃される「顔バレ」のリスクがあります。
「スキル系副業」は、経験、技術、技能、知識などを活用してお金を得る方法です。営業コンサルタント、会計代行、スポーツインストラクター、結婚式やイベントの撮影など、仕事は多岐にわたります。ご自身のスキルを棚卸ししてみてください。スマホアプリの開発や、技術文書の翻訳など、専門性が高く、かつ市場ニーズのあるスキルをお持ちなら、月10万円を稼ぐこともそう難しくありません。
ただし、そうした仕事を扱っている企業に外部スタッフとして登録したり、自ら売り込みをかけて仕事を得なければならず、収入が安定するまでにはかなりの時間を要します。一方で、仕事が軌道に乗れば、独立や起業の道が拓ける可能性もゼロではありません。
「ネット系副業」には、ネットショッピングの仲介料を得る「アフィリエイト」、不要品や仕入れたモノを売る「インターネットオークション」、バナー広告のクリックで報酬を得る「アドワーズ」、古書を仕入れてネット古書店で転売する「背取り」など、さまざまなやり方があります。
インターネットやそれぞれのサービスに精通する必要がありますが、「アフィリエイト」などは手軽にお小遣いを稼げるため、取り組む人が増えています。