なぜ中国以上の成長率を維持できたのか

図表2に示すのは、韓国と中国と日本が一人あたりGDP約8000ドル(2021年ドルベース購買力平価)を達成してからのそれぞれの成長の軌跡を示したものだ。

中国は、極貧状態から一人あたりGDPが8000ドルを達成するまでの段階では、他に例を見ないスピードで発展した。しかし8000ドルを超えたあとは、韓国が中国を上回っている。

両国で一人あたりGDPがそれぞれ8000ドルを超えたあとの22年間を見ると、中国の生活水準は8000ドル時点の3.8倍に向上したが、これに対し韓国の生活水準は8000ドル時点の4.2倍に向上し、2030年には8倍豊かになると予測されている。