それでも親が話してくれない場合は、年金が振り込まれる口座の残高推移が一つの手がかりになります。1年間遡ってみて、年金が入る前の残高に余りがある状況が繰り返されているなら、年金だけで生活できている可能性は十分に考えられるでしょう。このとき、もし思いもよらない結果に直面したとしても、ご自身の価値観にあてはめて親を責める行動は慎んでください。
帰省時には「親の不安」に寄り添って
めったにない帰省で、しかも限られた時間の中ですべてを把握するのは難しいかもしれません。ただ、親には誰にも話せない不安があり、それが劇薬の服用を後押ししてしまうことがあります。しかも一度口にしてしまうと、元の状態には戻せません。だからこそ、親側の目線に立ってみてください。
親が一人で抱え込まない体制づくりが大切です。「必要なお金はいくら」で「どんなシーンで必要になるのか」を一緒にクリアにすることを目指していく。そうした姿勢から入ることをおすすめします。
小さな気づきかもしれませんが、親のこれからの暮らしの安心につながる糸口が見えてくるはずです。
※記載内容は執筆時点(2026年8月)の情報です。制度や法令は変更される場合がありますので、ご検討の際は最新情報をご確認ください。


