イヌとネコ、どちらを飼うほうがモテるか
では、マッチングアプリにイヌと一緒の写真を載せたりプロフィールに「イヌを飼っている」と書くのと、ネコと一緒の写真を載せたり「ネコを飼っている」というのでは、どちらがモテるのでしょう。
この点を直接検討したのは、グレイらのグループです(※2)。彼らは、マッチングアプリMatch.comにペット関係についての情報を記載した独身の人々に、ランダムに調査協力依頼を送ってアンケートに回答してもらいました。
分析対象になった参加者は1210人でした。各質問に対して「イエス」と肯定的な回答をした人の割合を下記に示します。
一般に女性のほうが男性よりもペット情報に敏感だということや、ペットがある程度相手の魅力を増加させること、飼っているペットによって相手のパーソナリティを推測する傾向があることなどがわかりましたが、それ以上に重要なのはイヌとネコの違いです。
イヌ好きの人との恋愛については、男女ともほとんどの人がうまくいくと答えているのに対して、ネコ好きの人とうまくいくと答えている人は大幅に少なくなりました。これはネコ好きの人よりもイヌ好きの人のほうがモテることを意味しています。
とくに女性にこの傾向が顕著であったことから「ネコ好きの男性」は、この条件の中ではもっともモテないということになりました。
ネコ飼い男性にはあまりに厳しい実験結果
ネコと一緒の写真は本当にダメなのでしょうか。この点を研究したのは、コーガンとヴォルシェです(※3)。彼女らは2人の人物A(20歳)とB(21歳)に協力をお願いして、次のようにプロフ用の各2枚の写真を撮りました。
1枚は単独で、もう1枚はネコと一緒に写っているものです。これらの写真について、マッチングアプリでこの人物が現れた場合、右スワイプ(候補として残す)するか左スワイプする(候補から外す)かについて回答してもらいました。
この判断はカジュアルな交際条件 (短期的配偶方略)と長期間の交際を求める条件(長期的配方略)で行いました。ただ右か左かでなく、5段階評定をしてもらいました(1=ムリ、2=かもね、3=たぶん、4=いいよ、5=ぜひぜひ)。


