故郷に住んでいた両親が亡くなり、実家が無人になる。こうした理由などから日本各地で空き家が増加傾向にあり、総務省が5年に1度行う「住宅・土地統計調査」によると、2008年で756万戸余りに達しています。今後も、少子高齢化で増え続けることは間違いないでしょう。

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空き家は直近10年間で3割増に!

田舎が遠いと、そのままにしてしまいがちですが、それによるデメリットは少なくありません。人が住まない家屋は傷みやすく、倒壊すれば近所に迷惑をかけてしまいます。また、不審者が入り込んで犯罪の温床にもなりかねません。