家族が多いほど抱きやすい「罪悪感」

加えて、お子さんやパートナーと暮らしている方の場合、「自分が家事をきちんとできないことで、家族に迷惑をかけている」と、より強い罪悪感を抱いてしまうことがあります。

特にお子さんがいる方は、「母親なのに」「父親なのに」と自分を責めてしまうこともあります。しかし、家族というのは誰か1人が皆を完璧に支えるものではありません。誰かが疲れているときは、家族全体で少しずつ負担を調整する時期があっていいと思います。

お子さんがいる家庭ほど、家全体を常にきれいに保ちたいと考えるかもしれませんが、

「危険な場所だけ整える」
「よく使う場所だけ片付ける」
「家族にも片付けやすい仕組みを共有する」

という考え方に切り替えてみるのもひとつの手です。どうすれば家族全員が無理なく生活できるか、という視点で考えてみましょう。

二人の小さな女の子が窓を掃除
写真=iStock.com/visualspace
※写真はイメージです

心が疲れていると、人は「もっとがんばらなきゃ」と思ってしまいます。でも、疲れているときほど、頑張らなくても生活が回る仕組みを作ることが大切です。

もし、気分の落ち込みが続く、以前できていたことが急にできなくなる、家事や身の回りのことが非常に大きな負担になっている、という状態が続くようであれば、うつ病や適応障害などが関係している可能性もあります。

一人で抱え込まず、会社の産業医やメンタルクリニックに相談してみてくださいね。

【関連記事】
「年金だけで暮らす人」は早々に手放している…50代までに捨てておくべき「老後のお金を食い潰すもの」8選
「スキマ時間にメール返信する人」は仕事がデキない…キーエンスの営業部隊が組織的に実践する"時間ハック"
「家の近所を歩く」よりずっと効果的…精神科医「ウォーキング効果を最大限に引き出す」とっておきの場所
台所を見れば認知症の予兆がわかる…介護のプロが断言「物忘れ」よりも早く気づける"食卓の異変"
ギャンブルでも、旅行でも、美術品収集でもない…和田秀樹が手を出すなという「世の中で一番金のかかる趣味」