フジテレビがトラブルを認める

7月2日

『週刊文春』発売。

フジテレビが声明を発表

「当社から男性俳優の言動について、厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実です。

なお、当社としては、男性俳優が撮影中に女性俳優の顔に触れた点を問題として捉えているものではありません。男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視されたことを受けて、当社は、『フジ・メディア・ホールディングス グループ人権方針』に則って、これまで適切な環境調整や関係者への配慮・保護に努めてまいりました。

当社は、過去に辛い経験をされた方に対して、それによる不自由や制限を当然に受け入れるべきだという意見には与しません。そのような言葉を投げかけることこそが、二次加害や誹謗中傷に他ならず、人権尊重を掲げる当社としては、そのような行為を許容することはできません。」

7月3日

佐藤がフジテレビ側の決定・通達を受け、新作ドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフからクランクイン前日に降板したと報じられる

佐藤が投稿「嘘はやめてください」

7月3日

佐藤がXを更新。『週刊文春』の記事についてコメントする。

「勿論、偏った記事とは思ってましたが、ここまでとは。ステレオタイプの「か弱い若い女性」と「典型的な昭和のパワハラオヤジ」を完全に創作してる。最大級の「注意」や「警戒」が必要と痛感していた僕が、そんな態度を取れる訳がない。自分の身を守る為にも。
嘘はやめて下さい。」

新作ドラマ降板で、フジテレビとは当面の関係がなくなったからか、より言葉選びが強くなっている。

「完全に創作」という主張からは、相手は「か弱い若い女性」ではなく、自分はパワハラオヤジではない。「最大級の『注意』や『警戒』が必要と痛感」という言葉は、相手は警戒すべき人だと言っているようで、攻撃性を感じる。

なぜこんなことになってしまったのだろうか。

フジテレビと弁護士が問題としたのは、佐藤が「演技中に顔を触った」ことではなく、「あなたは役者をやるべきではないと言った」こと。声明の「過去に辛い経験をされた方に対して、それによる不自由や制限を当然に受け入れるべきだという意見」という部分がその言葉に該当するだろう。つまり、この一件が「ハラスメント」だとすれば、それはセクシャルハラスメントではなく、パワーハラスメントなのである。