急ぐよりも諦める方が仕事に集中できる

1日のうちには、たいていいくつかの予定が入っています。しかし、なんらかのアクシデントが起きれば、それらをすべてこなすことはできません。

たとえば、午前10時に取引先に納品に行き、お昼の12時には上司とのランチミーティングが入っていたとしましょう。そのミーティングでは、提出する企画の概要を説明するつもりでいます。

ところが、取引先で納品のミスが見つかり、それに対応するために思いのほか時間がかかりそうな気配です。

「まずい。ミーティングに間に合わないかも。いや、急げば大丈夫かな」

こんなときは、早々にミーティング出席をあきらめましょう。そのほうが、イライラせずに取引先への対応に集中できます。

そして、一刻も早く上司にキャンセルの報告をします。早くから連絡があれば上司もほかの予定を立てやすいですし、取引先との仕事を大事にしていることも理解してくれるでしょう。

「できなかったこと」への未練はムダ

最悪なのは、「なんとか間に合うかも」とぎりぎりまで引っ張って、結局間に合わないというパターンです。取引先からは「なんだか、心ここにあらずだな」という印象を持たれますし、上司には「だらしないやつ」と思われてしまいます。

こうしたケースに限らず、私たちの日常には、思うように物事が運ばないということがしょっちゅう起きます。

自信があったのに思わぬ失敗をしてしまった。
誤解を解きたいのにわかってもらえない。

リビングルームで落ち込んでいる女性
写真=iStock.com/pain au chocolat
※写真はイメージです

こんなとき、「もう1回チャンスがあれば」「できることならなんとかしたい」などと未練たらしく考えます。しかし、どうにもならないことはどうにもならない。それについて悶々もんもんと考えるのは、ムダの極致と言えます。

さっさとあきらめて、次の行動に移りましょう。そして、そこで新しい結果を出すことに尽力しましょう。