18歳までにお金のコントロール力を
子ども名義の口座とはいえ、お金をコントロールできるまでは、親のチェックが必要になるでしょう。例えば子どもが、持っている投資商品を売って、新しいゲーム機を買いたいと言ったときに、親がストップをかけてもいい。「これはゲーム機を買うためのお金ではなくて、あなたの将来のために育てるお金です」と、はっきり伝える。
基本的には子どもの年齢が上がるとともに親の関与は減らしてOKですが、子どもに浪費癖があるなら、親は慎重に進めるべきです。そして、18歳になるころには基本的に子どもに任せてよいというところまで成長できるよう、親子の対話を重ね、お金のコントロール力を育てていってほしいと思います。
子どもの「やりたい」のための準備
子どもが20代、30代になると、好きな仕事に就きたい、家を買いたい、起業したいなど、やりたいことがいろいろと出てくるでしょう。そこで「お金がない」とあきらめるのは残念すぎます。親は、死ぬときに子どもにお金を残そうと思っているかもしれませんが、そのときに親が80代なら子どもは50代前後。その時もらうよりは、20代、30代でもらったほうが、ずっと価値が高いのではないでしょうか。親は後にお金を残すのではなく、今から増やしておく。「こどもNISA」を活用するべき理由は、ここにもあるのです。

