ごく単純化していえば、美人であるほど境界線は高めになります。ただ、境界線を引くのはあくまでも自分です。

周囲に誰もが認める美人がいるとします。その人と比べて、自分の容姿、ファッション、立ち居振る舞いはどうだろうか。彼女がワガママをいったとして、男性はどこまで許容するか。

そこまで考えて、自分の境界線はどのレベルにあるかを判断するのです。そういった「相場観」を持つことが、ワガママでモテる女になるための条件です。

また、ワガママな女は、いつもいいたいことをいうので、ストレスを溜め込みません。だから性格が明るく、それがまた異性を惹きつける魅力になっています。

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日本人には「ワガママ」が足りない!

反対に、いつもいいたいことを我慢するので、ストレスが溜まって苦しい思いをしている女性も少なくありません。そういう人からアドバイスを求められることがあるのですが、私の回答は次のようなものです。

「嫌なことは全部やらなくていいのよ。5回に1回くらいは、『それは無理』『それはイヤです』とワガママをいいなさい」

ワガママは一般によくないとされていますが、逆にあまり自制しすぎても不幸です。いいたいことをいわないでいると、雰囲気が暗くなりますし、夫やパートナーに対して「私はこんなに我慢しているのに」という不満が募り、やがては爆発するかもしれません。たまにはワガママをいって、不満のガス抜きをするべきです。

すると男性の側にも「自分は彼女が好きだからこれをやってあげているんだ」という気持ちが芽生え、愛情が深まるでしょう。その意味で、ワガママには無視できない偉大な効果があるのです。

恋人・夫婦仲相談所所長 二松まゆみ
夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3000人を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。対面相談サロンも設ける。近著『夫とは、したくない。』(ブックマン社)。
(構成=久保田正志 撮影=的野弘路)
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