“日本ならでは”の物品にも注目
投資の世界ではこのように、投資対象として見られていなかったものが今後大きく化ける可能性があります。それではどのようなものが期待できるでしょうか。ポイントの一つは、“日本ならでは”だと考えています。
八雲町の木彫りの熊はもともと、尾張徳川家19代当主の徳川義親が旅行先のスイスで購入した木彫り熊がルーツです。そして農閑期の副業としてつくられたものが、今や立派な美術品として取り扱われています。もはや“日本ならでは”の土産品であり、美術品といっても過言ではないでしょう。
このように「メイドイン・ジャパン」の工芸品や骨董品が期待できるように思います。
今、筆者が期待しているのは、山梨県甲府市のジュエリーです。甲府市は世界的にも有名な宝飾産業の集積産地であることをご存じでしょうか。この甲府市で生み出されるジュエリーを、日本はもちろん海外のバイヤーも買付に来ています。
あくまで一例ですが、シミズ貴石の「さくらインカット」はインスタグラムでバズったことで大人気になりました。すべてハンドメイドでつくられており、桜の花びらが宝石に浮かび上がるその美しさが人々を魅了しています。外国人ウケも良さそうですが、すでに抽選でしか買えない商品もあります。
また、世界でただ一人、代表の清水幸雄氏のみがカットできる「桔梗カット」も美術品として希少価値が今後高まるのではないかといわれています。
こうした“日本ならでは”の現物を持っておくのも良いと思います。流動性の観点では株式や貴金属に比べて劣るものの、インフレ対策につながる点で一石二鳥です。今後の大化けを期待して投資するのもアリではないでしょうか。


