結局カツ丼を食べて容赦ない眠気が襲う
たとえば、上司や同僚と外食するとき、周囲がカツ丼やハンバーグ定食などをチョイスしているなか、「僕は炭水化物を食べないようにしているので」などと公言してサラダだけにしたりしたら、なんとも微妙な空気が流れてしまいます。
必ずしも間違ったことをしているわけではないので、おかしな話ではありますが、仕事には多少なりともそういう事情が絡んでしまうもの。そのため止むに止まれず、あるいは「食べたい」という欲求に抗えず、結局はカツ丼を食べてしまうなどということは充分に考えられるのです。
しかし、そうなると血糖値は必然的に上がるので、食後、すなわち午後の仕事が始まるころには、また自動的に眠気に襲われることになります。
すると、そこから数十分は地獄の時間です。なにしろ午後にも、やらなければならないことはたくさんあるので、なんとか集中しなければなりません。それなのに、眠気は容赦なく攻撃をしかけてくるのですから。
そうなってしまったら、もう逃げ道なし。眠気がぐいぐい攻めてくるので集中できるはずもなく、やるべき仕事だけが山積していく……。
そればかりか「○○の企画書はどうなってる?」などと上司に聞かれたとき、不覚にもうつらうつらと船を漕いでいたりしたら、信用すら失ってしまうことになりかねません。
眠気と戦うのは時間のムダ
では、どうしたらいいのでしょうか?
答えはいたってシンプルです。仮眠をとればいいのです。もし周囲の視線が気になるのであれば、「少し眠ります」と宣言するのがいいと思います。
冗談ではなく、それは有効な手段。食後に眠気を感じる人は少なくないので、大概の人は「そのほうが効率いいよね」と理解してくれるはずです。
だとすれば、いっそ午後の仕事の前に一斉に眠る「お昼寝の時間」をつくればいいのではないかという気もしてきますが、さすがにそれは難しい。ですから、眠りたい人が眠ればいいわけです。
僕も昔、上司が「いまからちょっと寝るからな。眠いときには10分でも寝たほうがいいから」と告げてから堂々と眠り始める姿を見たとき、強く納得できました。
同僚のなかにも、不満を表す人はいませんでした。それどころか、ゆっくり眠らせてあげようと全員が思ったからなのか、無駄な会話が減ったほどです。それ以来、僕も眠くなったらちょっと寝るようにしていて、その習慣は現在も続いています。
ですから経験的に自信を持っていえますが、昼食後など、どうしても眠気に耐えられないときは迷わず眠るべきです。仮眠室などで本格的に眠るのではなく、仕事をするときと同じようにデスクに向かって椅子に座り、楽な姿勢で集中的に眠るのです。
僕はラジオを流しながら眠ることも多いのですが、短時間とはいえきちんと眠ったほうがいいので、できればそういうことは避けるべきかもしれませんね。
あるいは、イヤホンをして環境音楽など、邪魔にならない音楽を小さく流すのも悪くはない気がします。

