日本語はかならず「左側」に置こう

「自己発信ノート」をつくる際、かならず守っていただきたいルールがあります。

英語の教科書、参考書って、かならずと言っていいほど英語が左、日本語が右にありますよね。そして、横書きであれば、私たちは左側にあるものから読むのがふつうです。

そう、英語のテキストって、英語から先に見るのがあたりまえになっているのです。

それは、「英語でインプット」する、「学習する」という発想だからです。

しかし、これまでお伝えしてきたように、「日本語でアウトプット」することがこの勉強法の出発点です。ですので、いままで使用してきたテキストを、左右を逆の形に書き換えてほしいのです。

あなたの「自己発信ノート」には、学習の出発点となる日本語を左側に置き、そして、右側にそれに対する英語の文章を置いていきましょう。

細かな文法にはこだわらなくていい

日本語で「自己発信ノート」を作成し、英語に置き換えをする際に、細かな文法にこだわる必要はありません。英文法学者を目指すわけではないかぎり、英語は伝える「手段」に過ぎません。なので、ガチガチにならずに、臆せずどんどん書いて、発声していきましょう。

先日、友人のパトリック・ハーラン氏(パックン)と仕事で、英語の勉強法について話す機会がありました。彼はよく講演で、「日本人は英語が『しゃべれない』のではなく、『しゃべらない』のだ」と言うそうです。

ノートを見ている人
写真=iStock.com/Aum racha
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たとえば、「私のお父さんは銀行で働いています」という日本語を置き換えする際に、「My father work bank.」とまで言えれば十分で、アメリカ人は三単現の「s」がなくても、前置詞の「at」がなくても、100%理解できるとのことでした。

ようは「細かな文法は違っても、あなたが伝えたいことは伝わる」ということなのです。