別人格が現れる

通信制の高校を卒業した佐藤さんは、教育大学に推薦で入学。

ところが、うつ病が悪化する。

「私は10代の頃、友だちが全くいませんでした。22歳の時に診断されて分かったことなのですが、私はアスペルガー症候群という発達障害を持っていたのが大きいかもしれません。人の気持ちがわからないのです。友だちと遊ぶことより本を読むことのほうがはるかに楽しかったのです。そうすると、“イジメ”に限りなく近い“イジリ”がありました。なぜバカにされなければいけないのかわかりませんでしたが、苛々したり、悲しく思ったり、自分には誰もいないのだと思ったりしました」