葬式にはどのくらいの費用がかかるのか。松谷真純著『葬式坊主なむなむ日記――檀家壊滅! 還暦すぎて派遣で葬儀に出かけます』(三五館シンシャ)から、価格破壊が進む葬式のプランと具体的な金額を紹介する――。
骨壺を持つ喪服の女性
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葬儀費用の平均は「161万9000円」

人が亡くなると、法律上、遺体は火葬にならない。今までの常識では、家族・親族が集い、通夜・葬儀を行ない、火葬場で荼毘だびに付した(その逆に荼毘に付してから通夜・葬儀を行なう地方もある)。

葬儀にかかる費用は、全国平均で161万9000円(※1)とされている。長年低迷する経済状況下にあって、この金額を直感的に「高い」と感じる人は少なくないだろう。そうした消費者心理に応えるかたちで「格安葬儀」を売りにした葬儀サービス会社が隆盛になってきている。

※1 全国平均で161万9000円
2022年、日本消費者協会発表「第12回、葬儀についてのアンケート調査報告書」。この調査における費用には「葬儀一式費用、通夜からの飲食接待費、寺院へのお布施」までが含まれている。内訳として、葬儀一式費用が約111万9000円。通夜からの飲食接待費が約12万2000円、寺院へのお布施約42万5000円となっている。