どの世代でもある「予期せぬ妊娠」

さて、こうした予期せぬ妊娠は「若者だけの問題」と思われるかもしれません。ところが、意外に思われるかもしれませんが、避妊の失敗による予期せぬ妊娠は、決して10代、20代だけの問題ではなく、実は40代の女性の人工妊娠中絶の割合は10代と同じくらい多いのです。

「もう40代だからまさか妊娠しないだろうと油断していた」「生理も不順になってきたし、プレ更年期だと思っていたら妊娠だった」というケースはめずらしくありません。キャリアの中核を担っていたり、上のお子さんの教育費がかかる時期だったりと、ライフプラン上どうしても産むことができず、中絶という苦渋の決断をされる方もいます。

「緊急避妊薬は、自分には関係ない」と思われる方も少なくないかもしれません。けれども、いつだれに必要となるかはわからないのです。