一日二食が日本人にはちょうどいい

一般的に日本人は、朝抜きの昼夜二食ぐらいがちょうどいいんだろうと思います。三食必要なほど働いている人はあまりいないと思います。

書影
帯津良一、幕内秀夫『なぜ粗食が体にいいのか』(三笠書房)

朝5時から畑仕事でもやって、洗濯機を使わないでおしめを洗っているとか、そういう人は別ですが、大体の日本人の労働量なら、二食で十分ではないかと思います。

ただし、先ほど言ったような中途半端にお菓子などを食べて二食にするよりは、三食しっかり食べたほうがいいですね。食事の回数については、私はそういうふうに思っています。

5、6回食べるという意見には反対します。やはり、胃腸を休ませて、おなかがすいたら食べるようにしたほうがいいでしょう。

本当は、自分で勝手に食べるのが一番いいんです。おなかがすいたら食べるわけです。ところが、会社もあれば学校もあるからそうはいきません。その点、中学生あたりは正直ですよね。

先生が何と言おうが、おなかがすいたら弁当を食べてしまいます。ところが、大人の場合、いい年をして会社で隠れて弁当を食べるわけにもいきません。

それは生理的な意味ではなくて、社会的な意味で、できないんですね。仕事にならないわけです。だから、食事の時間が決まっているのは、体がそう求めているのではなく、学校や会社などを含めた社会がそうしているだけなんです。

できるならば、おなかがすいたら食べるのが本当だと思います。

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